壁紙の上の文字が読めるかを、端末ではなく取り込み時に決める — 判定指標を4つ測り比べた記録
壁紙の上に置くステータスバーや見出しが読めるかを、端末での画像解析ではなく取り込み時のメタデータで決める設計です。240枚のコーパスで判定指標を4つ実測し、縮小画像での判定が何と一致するのかまで記録しました。
キー短縮で 19% 減らしても配信は 3% しか軽くならない — カタログ JSON の圧縮実測と配置換え
2万件の壁紙カタログJSONで5形式を実測。キー短縮はgzip後3.2%しか効かず、列指向への配置換えは26.8%減。Brotli・ページング・JSON.parse時間まで、配信サイズ設計の判断材料を数値で並べます。
名前が20文字ちょうどでも保存できない — 文字数の数え方を1か所に決めるまでの実測
絵文字や合成文字が入ると、クライアントとサーバーで文字数が食い違います。4つの数え方をNode v22で実測し、切り詰め2,000件の破損率75.6%・UTF-8往復での置換文字化36.1%という結果から、カウントの正本を1か所に置く設計へ至るまでをまとめました。
1.10.0 の端末が強制アップデートに落ちる — 最小サポートバージョン判定を4実装で実測する
リモート設定で最小サポートバージョンを引き上げるゲートを、バージョン比較の4実装で実測しました。localeCompare が同値と言い切る箇所、fail-open の境界、審査中バージョンを閾値にした事故までを記録しています。
2文字の検索語が静かに0件になる — Expo アプリの日本語検索インデックスを実測で選び直す
SQLite FTS5 の trigram トークナイザは2文字以下の日本語クエリを例外なしで0件にします。2万件のカタログで線形走査・bigram 転置索引・FTS5 を実測し、索引を足すべき閾値と起動コストの実数を出した記録です。
Renovate が触ってよい依存と、触ってはいけない依存 — Expo SDK 57 の123パッケージを機械的に切り分ける
Rork 生成アプリに依存の自動更新を入れると、Expo が版を管理している123パッケージまで巻き込まれます。2026年7月30日時点の実測では、うち6件が npm の最新版へメジャー更新される差でした。除外リストを手で書かず SDK から機械生成する手順をまとめます。
prebuild --clean で消える手入れを、上げる前に数える — Expo SDK 57 移行の棚卸し
Expo SDK 57 への移行前に、ios/ へ加えた手入れが prebuild の再生成でいくつ失われるかを数える手順をまとめました。素の差分649行のうち意味を持つのは3行。ノイズを正規化して実質的な変更だけを抽出するスクリプトと、config plugin への移し替えを実測つきで共有します。
最低サポート iOS をいつ上げるか — 利用率ではなく、コードに残った分岐の数で決める
最低サポート OS の引き上げを利用率で判断すると、毎年同じ結論になって先送りが続きます。OS 分岐に注記を付けて棚卸しし、iOS と Android の引き上げ先ごとに消せる分岐を数えるスクリプトと、引き上げ後に見る指標をまとめました。
iOS プレリリース版の端末を計測から外して失敗した記録 — 除外ではなく分離するトラック設計
OS のプレリリース版を使う端末を計測から除外した結果、正式リリース当日に手掛かりを失いました。除外ではなく os_track で分離し、閾値とリリースゲートを分ける設計を実装コードとともにまとめます。
許可を聞かずに通知を届ける — Rork アプリの provisional 認可と、Expo の定番コードが握りつぶすもの
iOS には許可ダイアログを出さずに通知を配り始める provisional 認可があります。ところが Expo 公式が載せている定番の登録コードをそのまま使うと、provisional で通った端末が「拒否」として扱われ、避けたかったはずのダイアログが出ます。granted が false になる仕組みから、5値で許可状態を扱うフック、静かな配信を前提にした通知設計、昇格を求める判断、計測の分離までを実装込みで整理しました。
3分の動画だけが失敗する — Rork の動画解析をワーカー経由から端末直送に引き直す
Gemini Files API に動画を渡す経路を、Cloudflare Workers 中継から端末直送へ引き直した記録です。128MB のメモリ上限に当たる仕組み、resumable upload の発行だけを残す実装、Expo SDK 54 での書き換え、20GB の保存枠と請求の見立てまでをまとめます。
壊れたキャッシュで毎回起動時に落ちるアプリ——ユーザーが自力で抜け出せる「セーフモード起動」を設計する
永続化したキャッシュが壊れて起動のたびに同じ場所で落ちると、ユーザーには再インストールしか残りません。アプリ自身が早期クラッシュの連続を数え、対話可能になって初めて起動を確定し、危険な状態だけを段階的にリセットするセーフモードを、Expo(React Native)の実装で設計します。