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⬡ 開発ツール/2026-05-04中級

Rork Maxで作ったアプリをリリースする前に確認すべきこと — App Store & Google Play 申請チェックリスト2026

Rork Maxで作ったアプリをApp StoreとGoogle Playに申請する前の確認事項をチェックリスト化しました。React Native特有の問題とAI生成コードに起きやすい問題の両方をカバーし、リジェクトを防ぐための実践的なポイントと申請後によくある疑問も扱います。

Rork Max236App Store91Google Play37申請リリース12チェックリストReact Native239EAS8202621

Rork Maxでアプリを作り終えて「さあ申請しよう」というタイミングで引っかかるポイントがいくつかあります。React Nativeアプリ特有の問題と、AI生成コードに起きやすい問題が混ざっているため、通常の申請ガイドだけでは対応しきれないことがあります。

Rork Maxで生成したアプリを申請するときに、私が実際にチェックしている項目を実例とともに整理しました。

App Store申請前のチェック

プライバシーとパーミッション

最も引っかかりやすい場所です。 Rork MaxはAPIキーの設定やカメラ・位置情報アクセスのコードを自動で生成しますが、Xcodeの Info.plist に正しい Usage Descriptionが入っているかは別途確認が必要です。

<!-- Info.plist — これらが不足するとリジェクトされます -->
<key>NSCameraUsageDescription</key>
<string>プロフィール写真の撮影に使用します</string>
 
<key>NSPhotoLibraryUsageDescription</key>
<string>ライブラリから写真を選択するために使用します</string>
 
<key>NSLocationWhenInUseUsageDescription</key>
<string>近くのスポットを表示するために現在地を使用します</string>

実装していない機能のコードが残っていてもリジェクトされます。grep -r "NSCamera\|NSPhoto\|NSLocation" ios/ で使われているパーミッションを確認して、不要なものを削除してください。

App Tracking Transparency(ATT): 広告(AdMob等)を使う場合、iOS 14.5以降はATTの許可ダイアログが必須です。Rork MaxはAdMob連携コードを生成しますが、ATTフローを忘れがちです。

プライバシーポリシーURL

App Storeのほぼすべてのカテゴリでプライバシーポリシーが必要です。「あとで用意しよう」と思っていると申請フォームで止まります。最低限の内容のプライバシーポリシーをあらかじめ公開しておいてください。

スクリーンショットの要件

2026年現在、App Storeのスクリーンショット要件:

  • iPhone: 6.9インチ(iPhone 16 Pro Max)または6.7インチが必須
  • iPad: アプリがiPad対応の場合は別途必要
  • ローカライズ: 日本語と英語の両方のスクリーンショットが必要な場合あり

Rork MaxのプレビューをそのままスクリーンショットとしてApp Store Connectにアップロードするのは解像度が合わないことが多いです。シミュレーターで正しいデバイスサイズで起動してキャプチャしてください。

4桁のビルド番号管理

EAS Build(Expo Application Services)でビルドするとき、バージョン番号とビルド番号の管理を忘れがちです:

// app.json
{
  "expo": {
    "version": "1.0.0",
    "ios": {
      "buildNumber": "1"  // ← 毎回インクリメントが必要
    },
    "android": {
      "versionCode": 1    // ← 同様
    }
  }
}

同じビルド番号を再申請するとエラーになります。自動インクリメントの設定をしておくのが楽です。

# EAS Buildで自動インクリメント
eas build --platform ios --auto-submit --non-interactive

Google Play申請前のチェック

ターゲットAPIレベル

Google Playは定期的にターゲットAPIレベルの最低要件を更新します。2026年時点では Android 14(API level 34)以上がほぼ必須です。

// app.json
{
  "expo": {
    "android": {
      "targetSdkVersion": 34
    }
  }
}

Rork Maxが古いAPIレベルを設定したまま生成することがあるため、必ず確認してください。

アプリの権限の最小化

Google PlayはAndroid権限の過剰申告に厳しいです。android/app/src/main/AndroidManifest.xml を確認して、実際に使っていない権限を削除します:

<!-- 使っていないのに残っている例 -->
<!-- <uses-permission android:name="android.permission.READ_CONTACTS" /> -->
<!-- <uses-permission android:name="android.permission.CAMERA" /> -->

Rork Maxが生成するコードは安全側に倒して権限を多めに書くことがあります。

Data Safety セクション

Google Playのデータ安全セクションは2022年から必須ですが、今でも正確に記入されていないアプリが多いです。Rork MaxがFirebase Analytics・AdMob・Google Sign-Inを使っていると、それぞれのデータ収集について申告が必要です。

主な申告項目:

  • Firebase Analytics → デバイスIDの収集・分析目的
  • AdMob → 広告IDの収集・広告配信目的
  • クラッシュレポート(Firebase Crashlytics)→ クラッシュログの収集

両ストア共通の確認事項

APIキーの扱い

Rork Maxが生成するコードにAPIキーがハードコードされていることがあります。申請前に必ず確認:

// ❌ これはNG(コードに直書き)
const API_KEY = "YOUR_ACTUAL_API_KEY_HERE";
 
// ✅ 環境変数経由が正解
const API_KEY = process.env.EXPO_PUBLIC_API_KEY;

GitHubにpushするとシークレットスキャンで検出されることもあります。.env ファイルをgitignoreに追加して、EAS Secretsで管理してください。

クラッシュしない最終確認

申請前に実機での動作確認は必須です。シミュレーターで動いても実機で落ちるケースがReact Nativeでは起きます。特に:

  • カメラ・位置情報などのネイティブ機能
  • ネットワーク接続なしでの挙動(オフラインフォールバック)
  • 画面サイズの異なるデバイスでのレイアウト

EAS Buildのビルドログ確認

eas build --platform all --profile production

ビルドログに警告やエラーが出ていても「ビルド成功」になることがあります。特に deprecated な API の使用警告は、将来のOSアップデートでの問題につながることがあります。

申請後によく聞く問題

申請が通ってからもよくある問題を一つ:

Hermes エンジンの問題: React NativeはデフォルトでHermesエンジンを使いますが、一部のnpmパッケージでHermes非対応のものがあります。クラッシュレポートを見ているとHermesに起因するものがあることも。Rork Maxが生成するコードが全てHermes対応かどうかはパッケージによります。


Rork Maxはアプリの骨格を作るのが速いですが、申請の細部は自分でしっかり確認する必要があります。このチェックリストが、リジェクトを一度でも減らす助けになれば幸いです。慣れてくると申請作業自体はルーティン化できるので、最初の1〜2回は丁寧に進めてみてください。

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