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◇ アプリ開発/2026-07-09上級

App Store のスクショは6.9インチだけ撮れば足りる — 多言語アプリの本数を減らす撮影パイプライン

App Store Connect が必須とするのは6.9インチiPhoneと13インチiPadの2枚だけです。Appleが小さい機種へ自動縮小する仕組みを前提に、fastlane snapshotとframeitで多言語スクショの撮影本数を減らす実務をまとめました。

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新しい iPhone が出るたびに、私はストア用のスクリーンショットを撮り直していました。壁紙アプリを16言語で出していると、機種サイズが1つ増えるだけで撮影対象が言語の数だけ膨らみます。iPhone Air が加わったとき、また同じ作業をするのかと少し気が重くなったのを覚えています。

ところが実際に App Store Connect の要求仕様を読み直すと、必須なのは6.9インチの iPhone と13インチの iPad の2枚だけでした。小さい機種は Apple が自動で縮小して表示します。つまり、増えたサイズの数だけ撮り足す必要は、もう何年も前からなかったのです。

この記事は、その事実を運用の仕組みに落とし込むまでの記録です。撮影対象を最大機種の1枚に絞り、fastlane で言語ごとに自動撮影し、frameit で端末フレームと訳文キャプションを合成するところまでを、実際に動く設定で示します。

App Store Connect が実際に要求するのは2枚だけ

まず前提を正確にしておきます。2026年時点で、App Store Connect が「必須」としているスクリーンショットの表示サイズは次の2つです。他の機種は、この2枚から自動で縮小生成されます。

デバイスクラス必須の基準機種解像度(px・縦)アスペクト比
iPhone(6.9インチ)iPhone 17 Pro Max 相当1320 × 286819.5 : 9
iPad(13インチ)iPad Pro 13インチ(M4) 相当2064 × 27524 : 3

条件は2つあります。iPhone と iPad の両対応アプリは、それぞれのデバイスクラスに別々のスクショが要ります。そして各シェルフ(機種の枠)ごとに最低3枚は必要で、1枚だけでは登録できません。

ここで効いてくるのが「6.9インチ以外は自動縮小」という仕様です。現行のノッチ/Dynamic Island 世代の iPhone は、6.9インチも6.3インチも6.1インチも、すべて 19.5:9 の同じアスペクト比です。だから最大機種で撮った1枚を縮小しても、レイアウトが崩れません。iPad も同様に4:3で揃っています。撮り分けが必要だった時代の名残で全サイズを用意し続けるのは、単純に手間の二重払いです。

なぜ「一番大きい機種で撮る」が正解になるのか

かつては6.5インチと5.5インチの両方が必須で、私も両方を撮り分けていました。5.5インチ(iPhone 8 Plus)は16:9で、6.5インチとはアスペクト比が違うため、単純な縮小では余白や見切れが出たのです。この経験があると「サイズごとに撮る」という発想が体に染みつきます。

しかし5.5インチの必須要件は撤廃され、現在残っている iPhone のシェルフは6.9インチだけです。そして先ほど触れたとおり、必須機種と自動縮小先の機種はアスペクト比が一致しています。縮小は等比で行われ、文字の相対サイズも構図も保たれます。

私が最終的に採った判断はこうです。撮影は6.9インチ iPhone と13インチ iPad の2機種に固定し、それより小さい機種のプレビューは App Store Connect の縮小任せにします。実機でどう縮小されるかは、公開後に手持ちの iPhone で一度だけ確認すれば十分でした。ここを「全機種で完璧に」と欲張ると、言語の数だけ確認作業が増えて破綻します。

Rork や Rork Max で作ったアプリでも前提は同じです。ストア掲載画像は最終的に App Store Connect が扱う画像仕様に従うため、生成ツールが何であってもこの2枚に集約できます。

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この記事で得られること
✦毎回全サイズを撮り直していた人が、6.9インチ1機種の撮影だけで App Store 申請を通せるようになる
✦fastlane snapshot と frameit の設定を、Rork/Expo アプリと Rork Max(SwiftUI) の両方で動く形で手に入れられる
✦言語×機種の掛け算で膨れ上がっていたスクショ本数を、削ってよい基準ごと圧縮できる
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