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開発ツール/2026-06-20中級

Rork が直せるバグと自分で直すバグを見分ける — エクスポートコードのトリアージ手順

Rork が自力で直すバグと、エクスポートしたReact Native/Expoコードを自分で手当てすべきバグを切り分けるトリアージ手順を、動くコードとともに整理しました。

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Rork でアプリを組んでいて気づいたのは、出てきたバグの多くはチャットに「直して」と伝えれば本当に直る、ということです。実利用レビューでも、遭遇したバグのおよそ7割は手を動かさずに解決でき、残り3割はエクスポートしたコードベースでの手修正が必要だったと報告されています。

この「3割」をどう扱うかで、Rork が頼れる相棒になるか、途中で投げ出す道具になるかが分かれます。私自身、個人開発でアプリを長く運用してきた感覚として、AI に丸ごと任せようとすると詰まる場面ほど、実は「人が直すべき側」だったというケースが多いと感じています。ここでは、その線引きを判断するためのトリアージ手順と、React Native(Expo)のエクスポートコードで実際に頻出する5種類の手当てを、動くコードで整理します。

Rork が直せるバグ、人が直すバグの境界線

まず前提として、Rork はモバイル専用の AI アプリビルダーで、標準プランは React Native(Expo)で iOS / Android のネイティブアプリを生成します。生成されたコードはエクスポートできるので、最終的な手当ては自分の手元でも、チャット経由でも行えます。

経験的に、境界線はこう引けます。Rork が得意なのは「画面上で再現でき、症状を言葉で説明できるバグ」です。ボタンが効かない、レイアウトが崩れる、ナビゲーションが想定と違う、といった見えるバグは、症状を伝えればだいたい直ります。一方、人が直すべきなのは「症状が間欠的、または特定の端末・OS・ネットワーク状態でしか出ないバグ」です。これらは AI に状況を再現させる手がかりが少なく、何度チャットを往復しても堂々巡りになりがちです。

判断の軸は「このバグを、私はチャットに3文で再現説明できるか」です。3文で書けるなら任せる、書けないなら自分で見る。この一点だけでも、無駄なチャット往復がかなり減ります。

トリアージの最初の一手:エラーを「層」で分ける

手を動かす前に、バグがどの層で起きているかを切り分けます。層が分かれば、任せるべきか自分で直すべきかが自動的に決まります。

典型的な症状第一選択
UI / レイアウト層崩れる・効かない・色が違うRork に任せる(症状を言葉で説明できる)
ナビゲーション層戻る挙動・ディープリンク・タブ遷移まず Rork、再現条件が複雑なら自分で
非同期 / API 層たまに固まる・無言で失敗する自分で直す(握りつぶしを目視)
プラットフォーム差異層iOS では動くが Android で落ちる自分で直す(実機で分岐を確認)
状態 / 永続化層再起動で消える・古い値が残る自分で直す(保存と復元を追う)

下の3層(非同期・プラットフォーム差異・永続化)が、まさに先ほどの「3割」の正体です。ここからは、その3層を中心に、私が実際に頻繁に手当てしている5パターンを順に見ていきます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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Rork が自力で直せるバグと手で直すべきバグを切り分けられるようになり、デバッグで迷う時間を減らせる
エクスポートしたReact Native/Expoコードで頻出する5種の手当てを、動くコードで今日から適用できる
生成→検証→手当てのトリアージ手順を自分のプロジェクトに定着させ、AIに任せる範囲を安心して広げられる
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