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⬡ 開発ツール/2026-04-12上級

Rork × Stripe Connect でマーケットプレイスアプリの決済を構築する

RorkとStripe Connectで出品者と購入者の間の決済が動くマーケットプレイスアプリを構築します。3つのアカウントタイプの基礎、Supabaseによるバックエンド設計、Destination Chargesでの手数料分配、Webhook処理、返金と紛争対応までを体系的に解説します。

Stripe Connectマーケットプレイス決済7Stripe18Rork Max236Supabase37サブスクリプション66個人開発218

✦ プレミアム記事

自分の売上と、他人の売上は別物でした

個人開発で Stripe を使うようになって以来、決済といえば「自分の口座に入るお金」の話でした。買い切りでもサブスクリプションでも、失敗したときに困るのは私ひとりです。

マーケットプレイスは、そこが違いました。購入者が払った代金は一度こちらを通り、出品者へ渡ります。実装を誤れば、面識のない二人の間に立って信頼を壊すのは自分です。検証環境で手数料率の定数を書きながら、指が少し重くなったのを覚えています。

通常の Stripe 決済は、この三者間の資金の流れを想定していません。集めて、分けて、送る。その一連を引き受けるのが Stripe Connect です。

ここでは UI を Rork で生成し、バックエンドを Supabase Edge Functions に置き、資金の移動そのものは Stripe Connect に委ねる構成を扱います。動くコードだけでなく、テストカードでは一度も再現しなかった落とし穴——Webhook の重複配信、charges_enabled が false のままの出品者、JPY の端数——にも踏み込みます。


1. Stripe Connect の基礎知識:3つのアカウントタイプ

Stripe Connectには大きく3つのアカウントタイプがあります。マーケットプレイスの設計に大きく影響するため、まず整理しておきましょう。

Standard アカウントはStripeの標準的なダッシュボードを出品者に提供します。出品者が自分でStripeアカウントを持ち、管理します。Stripeのオンボーディング画面がそのまま使えるため、実装コストが最も低い選択肢です。ただし、プラットフォーム側からの詳細な制御には制約があります。

Express アカウントは最もよく使われるタイプで、Stripeがホストするシンプルなオンボーディング画面を出品者に表示します。KYC(本人確認)をStripeが代行するため、コンプライアンス上の負担を大幅に軽減できます。手数料はDestination Charges(送金先指定)方式と相性が良く、個人開発のマーケットプレイスにはExpressが最適解です。

Custom アカウントはUI/UXを完全にカスタマイズできますが、KYC責任をプラットフォームが負うため、法的リスクとコストが高くなります。スタートアップ初期には不向きです。


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この記事で得られること
✦Stripe Connect の設定で詰まっていた開発者が、Rork から出品者アカウント登録・審査・オンボーディングの完全フローを今日実装できる
✦マーケットプレイス手数料(プラットフォームフィー)と出品者への自動送金ロジックをコピペで動くコードとして手に入れられる
✦Supabase との連携・Webhook 処理・本番環境チェックリストまで、個人開発で収益化できるマーケットプレイスを一から完成させられる
Stripe による安全な決済 · いつでもキャンセル可能
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