RORK LABEN
MAX — Rork Maxはコード署名やプロビジョニングを肩代わりし、2クリックでApp Storeへ申請できます。公開にローカルMacは不要ですSIMULATOR — ブラウザ内のストリーミングシミュレータで操作感を試せ、QRを読めばTestFlightなしで実機に直接インストールできますNATIVE — SwiftUI・ARKit・HealthKit・HomeKit・Core ML・Metalなど、React Nativeでは届かない領域までカバーしますSEED — Rorkは2026年4月にLeft Lane Capital主導で$15Mのシードを調達し、Peak XVやa16z Speedrunが参加しましたGROWTH — 月間743,000訪問・成長率85%と報じられ、AIモバイルアプリ構築の裾野が広がっていますNOCODE — Gartnerは2026年末までに新規アプリの75%がローコード/ノーコードで作られると予測していますMAX — Rork Maxはコード署名やプロビジョニングを肩代わりし、2クリックでApp Storeへ申請できます。公開にローカルMacは不要ですSIMULATOR — ブラウザ内のストリーミングシミュレータで操作感を試せ、QRを読めばTestFlightなしで実機に直接インストールできますNATIVE — SwiftUI・ARKit・HealthKit・HomeKit・Core ML・Metalなど、React Nativeでは届かない領域までカバーしますSEED — Rorkは2026年4月にLeft Lane Capital主導で$15Mのシードを調達し、Peak XVやa16z Speedrunが参加しましたGROWTH — 月間743,000訪問・成長率85%と報じられ、AIモバイルアプリ構築の裾野が広がっていますNOCODE — Gartnerは2026年末までに新規アプリの75%がローコード/ノーコードで作られると予測しています
記事一覧/開発ツール
開発ツール/2026-07-11上級

Sentry のイベント枠を数日で使い切ったとき — 送る前にノイズを削って本当のエラーを残す運用メモ

Sentry のイベント枠が月初で尽きる原因はノイズの偏りです。beforeSend・サンプリング・グルーピングで送信前に量を絞り、重要なエラーだけを枠内に残す実装と、実際に送信量を測って立て直した運用手順をまとめました。

Rork500Sentry6監視2コスト最適化6React Native202エラー監視

プレミアム記事

新しいバージョンを公開した翌朝、Sentry から一通のメールが届いていました。「今月のイベント枠の80%を消費しました」。その日はまだ7月の3日目でした。

エラーが急に増えたわけではありません。アプリはいつも通り動いています。ただ、送信されるイベントの中身が、いつの間にか「同じ無害な例外の大量発生」で埋め尽くされていたのです。

無料枠は月5,000イベント。私のアプリの一つは、その月のペースだと18,000イベントに届く勢いでした。枠を使い切れば、本当に見たい致命的なクラッシュがドロップされて記録されなくなります。監視を入れたのに、肝心なときに何も見えない。これは避けたい状況でした。

ここで整理するのは、Rork(React Native / Expo)で作ったアプリの Sentry イベント量を「送る前に」絞り込む方法です。単にサンプリング率を下げるのではなく、ノイズだけを狙って削り、重要なエラーは必ず枠内に残す。その線引きの実装と、実際に送信量を測って立て直した手順を書きます。

イベント枠は「エラーの重要度」と無関係に減る

最初に押さえておきたいのは、Sentry のイベント枠は「重要なエラー」と「どうでもいいログ」を区別せずに減っていくという事実です。

星1レビューにつながる致命的クラッシュも、ユーザーが電波の悪い電車内でリロードして出た一過性の AbortError も、枠の上では同じ「1イベント」です。そして厄介なことに、量が多いのはたいてい後者です。

イベントの種類ビジネス上の重要度典型的な発生量
強制終了・未捕捉例外少ない
ネットワーク一過性エラー(AbortError・タイムアウト)低〜中非常に多い
サードパーティ SDK の内部警告多い
パフォーマンストレース(tracesSampleRate 由来)状況次第設定次第で膨大

私の場合、Discover でイベントを例外の型ごとに集計したところ、ひとつの AbortError(ユーザーが画面を離れたときの fetch 中断)が、その月の送信イベントの約61%を占めていました。これはクラッシュではありません。捕捉して握りつぶしてよい種類のものです。

つまり、やるべきことはサンプリング率を一律に下げることではありません。この61%を狙って落とし、残りはそのまま通すことです。

まず「何が枠を食っているか」を1クエリで見る

対処の前に計測です。犯人を特定せずにサンプリング率を下げると、重要なエラーまで薄まってしまいます。

Sentry の Discover(または Issues のソート)で、直近7日を対象に「イベント数の多い順」に並べます。見るのは次の3つです。

指標読み取ること
issue ごとの events1つの issue が枠の何割を占めているか。上位3件で全体の大半なら、その3件を狙えばよい
events / users 比1ユーザーあたりの発生回数。比が極端に高い issue はループやリトライ暴走を疑う
transaction の量エラーではなくパフォーマンストレースが枠を食っている場合、ここが大きい

このとき、events / users が「1ユーザーで数百件」のような issue があれば、それはリトライループがバックグラウンドで回り続けている可能性が高いです。ノイズを削る前に、まずそのループ自体を止めるべきサインです。ネットワーク層の設計は不安定なネットワーク下の UX とエラー状態設計の観点とも重なります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事の続きを読む

この先には、実装コードやベンチマーク結果など、実務でお役に立てる内容をご用意しています。このサイトは広告を掲載しておらず、サーバーや開発にかかる費用はメンバーの皆様のご支援で成り立っています。もしお役に立てていましたら、ご支援いただけますと大変ありがたいです。

この記事で得られること
イベント枠を食い潰す犯人を Sentry 側で特定する手順(1つの AbortError が全体の6割だった実例つき)
beforeSend・sampleRate・ignoreErrors・fingerprint を組み合わせ、重要なエラーだけを残す実装コード
サンプリング後も致命的エラーを必ず通す allowlist ガードと、週次で送信量を見直す運用メモ
Stripe による安全な決済 · いつでもキャンセル可能

この記事を購入する

この先の内容をすべてお読みいただけます。一度のご購入で、いつでも何度でもアクセスできます。このサイトは広告を掲載しておらず、皆さまのご支援がサーバー費用などの運営を支えています。

または
メンバーシップなら全記事が読み放題 →
シェア

お読みいただきありがとうございます

Rork Lab は広告なしで運営しており、サーバー費用などの運営コストはメンバーシップのご支援で賄っています。実装コード・ベンチマーク・本番設計パターンなど、実務でお役立ていただける記事を毎日更新しています。もし読んでよかったと感じていただけましたら、ぜひご覧ください。

  • コピー&ペーストで使える実装コード付き
  • 毎日新しい上級ガイドを追加
  • ¥580/月 または ¥1,480 の永久アクセス
メンバーシップを見る →

関連記事

開発ツール2026-05-07
Rork で作ったアプリの「原因不明クラッシュ」を撲滅する — Error Boundary と Unhandled Promise の実戦的な捕捉法
Rork が生成したコードに頻出する「await のエラー握り潰し」と「ErrorBoundary なし」の組み合わせが原因で、本番アプリが原因不明で落ちる問題。実装で解決する手順を解説します。
開発ツール2026-07-10
React Compiler を Expo に入れて、手書き memo を 41 箇所消しました
Rork が生成した React Native 画面に React Compiler を導入し、再レンダリング回数を Profiler で実測しました。手書き memo/useCallback の削除判断、効かない箇所の見分け方、CI での回帰検知までをまとめています。
開発ツール2026-07-07
アイコンのバッジが「3」のまま消えない — Expoアプリのバッジ数をSource of Truthで作り直す
Expoアプリのアイコンバッジが実際の未読と食い違い、消えなくなる原因を突き止め、バッジ数を状態から再計算して同期するSource of Truth設計を、動くコードと実運用の落とし穴つきで整理します。
📚RECOMMENDED BOOKS
大規模言語モデル入門
山田育矢
LLM開発
生成AIプロンプトエンジニアリング入門
我妻幸長
プロンプト
Claude CodeによるAI駆動開発入門
平川知秀
AI駆動開発
※ アフィリエイトリンクを含みます
もっと見る →