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開発ツール/2026-06-15中級

Rork Max の App Intents で Siri とショートカットにアプリの操作を渡す

Rork Max が生成した Swift アプリに App Intents を実装し、Siri とショートカットからアプリの操作を呼べるようにする手順を、AppShortcut の登録から本番での躓きどころまで実コードでまとめました。

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水を飲んだ記録をつけるだけの小さなアプリを運用していたとき、「アプリを開いて、ボタンを押して、閉じる」という3手間が、続けてもらううえで地味に効いていることに気づきました。一日に何度も繰り返す操作ほど、開く手間そのものが離脱の理由になります。Siri に「水を飲んだ」と一言伝えるだけで記録が残るなら、その3手間は消えます。

Rork Max は Swift アプリを生成してくれますが、App Intents のように「アプリの外から操作を呼ぶ」仕組みは、生成された画面コードとは別の層として自分で足す必要があります。ここでは私自身が個人開発のアプリへ組み込んだ順序で、つまずいた箇所まで含めて整理します。

App Intents は「アプリの操作を OS に公開する」仕組み

最初に全体像を掴んでおきます。App Intents は、アプリ内の特定の操作を一つの「インテント」として宣言し、それを Siri・ショートカット・スポットライトといった OS 側の入口から呼べるようにする枠組みです。画面を経由せずに、操作だけを切り出して外へ出すイメージです。

ここを理解しておくと、設計の順序が「まず操作を関数として切り出し、それをインテントで包む」という流れに定まります。逆に画面ロジックと操作が絡み合ったままだと、インテントから呼べる形に切り出せません。

最小構成のインテントを作る

AppIntent プロトコルに準拠した構造体を一つ作ります。perform() の中に、実際の処理を書きます。

import AppIntents
 
struct LogWaterIntent: AppIntent {
    static var title: LocalizedStringResource = "水を記録"
    static var description = IntentDescription("一杯分の水分を記録します")
 
    func perform() async throws -> some IntentResult & ProvidesDialog {
        await WaterStore.shared.addGlass()
        let total = await WaterStore.shared.todayCount
        return .result(dialog: "記録しました。今日は\(total)杯目です。")
    }
}

perform()ProvidesDialog を返すと、Siri が結果を読み上げてくれます。記録系の操作は、成功したことを声で返すだけで安心感がまるで違いました。WaterStore のような実処理は、Rork Max が生成したデータ層をそのまま呼び出せば十分です。

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この記事で得られること
AppIntent と AppShortcutsProvider を最小構成で動かす実コードと登録手順
パラメータ付きインテントで Siri に値を尋ねさせる書き方と日本語フレーズ設計
ショートカット未反映・フレーズ衝突・確認ダイアログなど本番で詰まる点の対処
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