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◉ AIモデル/2026-04-22上級

Rork で作る AI 読書アシスタントアプリ実装 — 本棚スキャン、進捗管理、章別要約の設計と運用

本棚を写真で撮るだけで蔵書を登録し、Claude が章別に要約と問いを生成する読書アプリを Rork で実装します。Vision と Claude の二系統マージ、トークン単価の実測、ネタバレ抑止の後処理、課金設計までを扱います。

Rork585AI32Claude4Vision読書アプリ

✦ プレミアム記事

本棚を全部スマホで撮影して、読んだ本と積ん読の割合を出してみたことがあります。結果は、自宅にある約 340 冊のうち「最後まで読んだ」と自信を持って言えるのが 120 冊程度でした。残りは最初の 1 章だけ読んで止まっていたり、買ったまま手付かずだったりします。本は好きなのに、読書という行為そのものが管理できていないのです。

この体験が、今回つくる AI 読書アシスタントアプリの出発点でした。読書記録アプリは山ほどありますが、ほとんどは「読んだ本を手動で登録するデータベース」で止まっています。私が欲しかったのは、本棚を撮ればまとめて登録してくれて、読んでいる本の章ごとに要約と問いを生成して、積ん読になった本には優しくリマインドしてくれる相棒です。

そこで Rork 上に React Native + Expo + Supabase + Claude API を並べて、本棚スキャンから章別要約、パーソナライズされた読書提案までを実際に組み上げました。コードはそのまま動く粒度で載せ、私自身が実際に詰まった箇所と、月額課金アプリとして成立させるためのサブスクリプション設計まで踏み込みます。

このアプリのコア体験を 30 秒で理解する

読書アプリの勝負どころは「最初の 3 分以内で 5 冊以上の本を登録できるか」です。手動で ISBN を入力させるアプリは、ここで 80% のユーザーを失います。私が設計したフローはこうです。

まずユーザーが本棚を撮影します。1 枚でも複数枚でも構いません。アプリは画像を Vision API に渡して背表紙のテキストを OCR し、同時に Claude Sonnet に同じ画像を渡して「タイトルと著者を JSON で返して」と依頼します。この 2 系統の結果をマージすると、OCR の精度不足を Claude の文脈理解が補ってくれて、単独で使うより一段上の認識精度が出ます。

認識された本は検索 API(Google Books API か楽天ブックス API)で正規化してメタデータと表紙画像を取得し、ユーザーが「これで合っている」と確認したものだけを蔵書に追加します。ここまでを 60 秒以内に終わらせるのが目標です。

次に読み始める本を選ぶと、章構成を推定して(目次が取れる本は目次から、取れない本は Claude に推定を依頼)、読んだページを記録していきます。章を読み終わるたびに Claude が「この章の要点 3 つ」と「あなたが次の章に進む前に考えておきたい問い」を生成します。ここが課金価値の中心です。

技術スタックと全体像

このアプリでは以下の構成を採用します。個人開発で回せるランニングコストと、月間 1,000 アクティブユーザーくらいまでスケールする余力を両立させる選択です。

  • クライアント: Rork(React Native + Expo)
  • バックエンド: Cloudflare Workers + Hono(API サーバー)
  • データベース: Supabase(Postgres + Storage + Auth)
  • AI: Claude Sonnet 4.6(claude-sonnet-4-6)を本棚画像解析と章要約に使用、フォールバックとして Gemini 2.5 Pro を併用
  • 画像 OCR: Apple Vision Framework(iOS 側・無料)と Gemini 2.5 Flash(Android・低コスト)
  • 書籍メタデータ: Google Books API(無償・1 日 1,000 リクエストまで)+ 楽天ブックス API(日本書籍に強い)
  • 課金: RevenueCat + App Store Connect / Google Play Billing
  • 分析: PostHog(イベント単位分析)

画像を 2 系統の AI に投げるのはコスト的に高く見えますが、実測では 1 枚あたり Claude ¥4〜6 程度で済みます。オンボーディング中の 1 〜 2 回の本棚スキャンを無料枠として、以降の一括スキャンをサブスクリプション特典にすれば採算が合います。

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✦本棚を撮るだけで 10〜20 冊を一括登録する Vision + Claude のハイブリッド処理を、そのままコピーして動かせる形で手に入ります
✦Claude の章別要約と『深掘りの問い』生成を、トークンコストを抑えつつ実装する具体的なパターンが身につきます
✦読書アプリで月額 500 円の課金を続けてもらうためのオンボーディング設計と、データドリブンな継続改善の枠組みが手に入ります
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