RORK LABEN
SDK58 — Expo SDK 58 のベータが始まりました。React Native 0.88 の RC を同梱し、ベータ期間は3〜4週間と公式に書かれています11/01 — Google Play の対象 API レベル、延長を申請した場合の配信期限は11月1日です。残り44日ですEASENV — ローカルビルドに渡したはずの秘密が、中身ではなく変数名の文字列のまま届く、という報告が長く開いたままですNEW — 推奨された移行先が、すでに停止していました。廃止表を74行突き合わせた記録ですUISCENE — iOS 27 では新しい画面ライフサイクルが必須です。SDK 57 では自分で有効にする設定で、既定になるのは 58 からですCREDIT — 「AI のエラーには消費しない」がどこまでを指すのかは、同じ修正を何度か頼んだ日の記録を取ると見えてきますSDK58 — Expo SDK 58 のベータが始まりました。React Native 0.88 の RC を同梱し、ベータ期間は3〜4週間と公式に書かれています11/01 — Google Play の対象 API レベル、延長を申請した場合の配信期限は11月1日です。残り44日ですEASENV — ローカルビルドに渡したはずの秘密が、中身ではなく変数名の文字列のまま届く、という報告が長く開いたままですNEW — 推奨された移行先が、すでに停止していました。廃止表を74行突き合わせた記録ですUISCENE — iOS 27 では新しい画面ライフサイクルが必須です。SDK 57 では自分で有効にする設定で、既定になるのは 58 からですCREDIT — 「AI のエラーには消費しない」がどこまでを指すのかは、同じ修正を何度か頼んだ日の記録を取ると見えてきます
記事一覧/開発ツール
開発ツール/2026-06-17上級

Rork が生成したアプリの依存関係を棚卸しする — 供給網リスクを増やさない監査の習慣

画面四枚の小さな Rork アプリでも、間接依存は 900 を超えます。脆弱性が出たときどのアプリが影響するか分からなくなる前に、npm ls・npm audit・overrides・depcheck を使った棚卸しの習慣を、複数アプリ運用の視点で整理します。

Rork569依存関係4セキュリティ13npm4長期運用11

プレミアム記事

エクスポートした Rork プロジェクトの node_modules を、何気なく数えてみたことがあります。画面が四枚ほどの小さなアプリでした。それでも、インストールされていたパッケージはおよそ 900 を超えていました。自分が名前を知っていたのは、そのうち十数個だけです。

直接の依頼は「写真を選んで保存するだけ」の機能でした。Rork はその実現に必要なライブラリを選び、それぞれが内部で頼る別のライブラリを連れてきて、最終的に 900 という数字になっていたわけです。これは Rork が悪いのではなく、現代の JavaScript 開発では当たり前の光景です。問題は、その当たり前を個人開発で何本も抱えたときに起きます。

私は壁紙や癒し系のアプリを複数本、並行して運用しています。それぞれが数百の間接依存を抱えていると、ある日どこかのライブラリに脆弱性が見つかったとき、自分のどのアプリが影響を受けるのかが、一目では分からなくなります。AI が依存を選んでくれるからこそ、選ばれた中身を人間が棚卸しする習慣が要ります。

以下では、Rork が生成したアプリの依存関係を、供給網のリスクを増やさずに保つための監査手順を、実際に流しているコマンドとあわせて書いていきます。

まず「自分が何に頼っているか」を可視化する

棚卸しの第一歩は、直接依存と間接依存を分けて眺めることです。package.json に並ぶのは直接依存だけで、本当のリスクはその下にぶら下がる間接依存に潜みます。小さなアプリでも、間接依存が全体の 90% 近くを占めることは珍しくありません。

直接依存の一覧は、次のコマンドで深さを一段に絞って確認します。

# 直接依存だけを一覧表示(間接依存は畳む)
npm ls --depth=0
 
# 間接依存まで含めた総数を数える
npm ls --all --parseable | wc -l
 
# 特定のライブラリが「なぜ」入っているのかを逆引きする
npm why <パッケージ>

最後の npm why が特に効きます。見覚えのないパッケージを見つけたとき、それがどの直接依存から連れてこられたのかを遡れます。「この画像ライブラリのために、古い圧縮ライブラリが芋づる式に入っていた」といった発見は、ここから生まれます。

脆弱性は週に一度、機械的に洗う

可視化の次は、既知の脆弱性の確認です。これは判断を挟まず、毎週きまった曜日に機械的に流すのが私のやり方です。

# 既知の脆弱性を深刻度つきで一覧
npm audit
 
# 破壊的変更を伴わない範囲だけ自動修正
npm audit fix
 
# 深刻度が high 以上だけを CI で弾く(戻り値で判定)
npm audit --audit-level=high

注意したいのは、npm audit fix を勢いで流さないことです。--force をつけると、互換性を壊すメジャー更新まで一気に当たり、本番環境のビルドが通らなくなる落とし穴があります。私は high 以上だけを対象に、一つずつ更新の影響を確かめてから取り込みます。

複数アプリを持っていると、この週次の洗い出しを一本のスクリプトにまとめておくと楽です。

#!/usr/bin/env bash
# audit-all.sh — 全アプリの脆弱性をまとめて確認する
set -e
for app in ~/apps/*/; do
  echo "===== $(basename "$app") ====="
  ( cd "$app" && npm audit --audit-level=high || echo "要対応の脆弱性あり" )
done

これを週末に一度回すだけで、どのアプリに手当てが必要かが一覧で分かります。脆弱性への対処を「思い出したとき」から「毎週の点検」へ移すだけで、見落としは大きく減ります。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

この記事の続きを読む

この先には、実装コードやベンチマーク結果など、実務でお役に立てる内容をご用意しています。このサイトは広告を掲載しておらず、サーバーや開発にかかる費用はメンバーの皆様のご支援で成り立っています。もしお役に立てていましたら、ご支援いただけますと大変ありがたいです。

この記事で得られること
npm ls と npm why で直接依存と間接依存を分けて可視化し、見覚えのないパッケージの侵入経路を逆引きする手順
週次の npm audit を全アプリへ一括実行するスクリプトと、--force による本番ビルド破壊を避ける深刻度フィルタの運用
overrides による間接依存のバージョン狙い撃ち、depcheck での未使用依存の削除、ネイティブ SDK を別枠で管理する理由
Stripe による安全な決済 · いつでもキャンセル可能

この記事を購入する

この先の内容をすべてお読みいただけます。一度のご購入で、いつでも何度でもアクセスできます。このサイトは広告を掲載しておらず、皆さまのご支援がサーバー費用などの運営を支えています。

または
メンバーシップなら全記事が読み放題 →
シェア

お読みいただきありがとうございます

Rork Lab は広告なしで運営しており、サーバー費用などの運営コストはメンバーシップのご支援で賄っています。実装コード・ベンチマーク・本番設計パターンなど、実務でお役立ていただける記事を毎日更新しています。もし読んでよかったと感じていただけましたら、ぜひご覧ください。

  • コピー&ペーストで使える実装コード付き
  • 毎日新しい上級ガイドを追加
  • ¥580/月 または ¥2,480 の永久アクセス
メンバーシップを見る →

関連記事

開発ツール2026-03-30
Rork アプリの Expo 依存関係エラー解決ガイド
Rorkで生成したアプリで起きるExpo依存関係エラーを症状別に解決します。package.jsonのバージョン固定、node_modulesのクリーンインストール、互換性チェックと自動修復、SDKアップグレード時の注意点、Fix Now機能の活用まで3つのStepで対処します。
開発ツール2026-09-02
expo のパッチを1つ上げると、expo install の推奨が何個動くのかを数えました
expo install が推奨するバージョンは expo 本体のパッチ版に紐づいています。npm レジストリの実データで台帳の差分を数え、npm install が外す幅と、生成直後のプロジェクトに置く検査を示します。
開発ツール2026-07-30
Renovate が触ってよい依存と、触ってはいけない依存 — Expo SDK 57 の123パッケージを機械的に切り分ける
Rork 生成アプリに依存の自動更新を入れると、Expo が版を管理している123パッケージまで巻き込まれます。2026年7月30日時点の実測では、うち6件が npm の最新版へメジャー更新される差でした。除外リストを手で書かず SDK から機械生成する手順をまとめます。
📚RECOMMENDED BOOKS
大規模言語モデル入門
山田育矢
LLM開発
生成AIプロンプトエンジニアリング入門
我妻幸長
プロンプト
Claude CodeによるAI駆動開発入門
平川知秀
AI駆動開発
※ アフィリエイトリンクを含みます