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⟐ ビジネス/2026-05-30中級

AdMobの広告ユニットを棚卸しする — App Open広告のクールダウン設計まで

報酬型とインタースティシャルが増えて、どのユニットがどの画面で使われているか分からなくなったときの棚卸し手順と、起動のたびに出てしまうApp Open広告に4時間のクールダウンを入れる設計を、累計5,000万DLの運用経験からまとめます。

AdMob73収益化68App Openインタースティシャルアプリ運用7

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どのユニットがどこで出ているのか分からなくなる

累計5,000万ダウンロードの壁紙アプリを長く運用していると、広告ユニットは少しずつ増えていきます。最初はインタースティシャルが一つだけだったのに、A/Bのために二つ目を足し、報酬型を入れ、アプリ起動広告(App Open)を試し……と重ねるうちに、ある日「このユニットIDはどの画面で出ているんだったか」を即答できなくなりました。収益に直結する部分なのに把握が曖昧というのは、運用として危うい状態です。

そこで、機能追加の前に一度きちんと棚卸しをすることにしました。やったことは派手ではありませんが、同じように広告まわりが膨らんできた個人開発者の役に立つと思うので、手順を残しておきます。私は2014年から個人開発を続けていますが、こういう地味な整理こそ後から効いてきます。

まずは grep で全ユニットを洗い出す

AdMobの広告ユニットIDはコード上に文字列で埋まっているので、定義箇所はすぐ見つかります。Androidなら次の一行で十分です。

grep -rn "ca-app-pub" app/src/main/java app/src/main/res

これで、定数として定義しているファイル(私の場合は Globals.java と AdManager.java)と、レイアウトXMLに残っている記述が一気に出ます。出力を眺めて、ユニットIDの末尾数桁をキーに、それぞれが「どこで定義され」「どこから呼ばれているか」を対応づけていきます。

この作業で一番の収穫は、もう使っていない旧バナーユニットの残骸がXMLに残っていたのを見つけられたことでした。コード上は誰も参照していないのに、レイアウトには AdView の定義だけが生き残っていた。こういう「幽霊ユニット」は、棚卸しをしないと永遠に気づきません。放置すると、無効なインプレッションやレイアウト崩れの遠因にもなる落とし穴です。

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この記事で得られること
✦grepだけで広告ユニットの定義箇所と呼び出し箇所を突き合わせ、幽霊ユニットを発見できるようになる
✦App Open広告に「4時間クールダウン」と「初回起動スキップ」を入れる実装コードを手に入れられる
✦頻度制御とレビュー導線がぶつかって継続率を削る事故を、運用側の判断で防げるようになる
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